2022年4月から、生殖補助医療に対し女性の年齢が43歳未満であれば保険適用されるようになりました。使用する薬剤、検査等により金額は変わりますが、基本的な費用として排卵誘発から採卵、培養まで15万～20万円、移植あたり5～８万円ほどが負担金額になると思われます。保険診療であるので高額療養費制度（注１）の対象になります。一部の手技に関しては、先進医療（注２）等で行われる予定です。各種条件や詳細については各施設の情報を参照して下さい。

• 高額療養費制度：医療機関や薬局の窓口で支払った額が、ひと月の上限額を

超えた場合に、その超えた金額が支給される制度です。

• 先進医療：高度な医療技術のうち、公的医療保険が適用されませんが保険診

との併用が認められている医療です。