きくねる主治医の皆さん

齋藤英和先生

齋藤英和先生

成育医療研究センター
不妊治療界の重鎮。

浅田義正先生

浅田義正先生

浅田レディースクリニック
日本における
高度生殖医療の第一人者。

宋美玄先生

宋美玄先生

産婦人科専門医
軽快な語り口で
性について語る伝道師。

Comments

齋藤英和先生

このページを見て下くださっている皆さんは、自分の人生設計についていろいろ考えていると思います。 自分の人生は自分しかわからないことが多いので、自分が責任をもって決めるしかありません。しかし、それを決めるには、いろいろな情報を得て決めるほうが、自分にとってよりよい人生設計ができると思っています。私は、不妊治療専門家として、たくさんの不妊患者さんを診てきました。その多くの方が、もっと人生の早い時期に妊娠適齢期があることを知っていたら、今とは異なった人生設計をしていたと言います。皆さんはラッキーにも、このホームページにたどり着いたのですら、このページからたくさんの情報を得て、幸せな人生を送ってください。

浅田義正先生

一般的に妊娠の限界は年齢だと思っている人が多いですが、もう一つの限界、卵巣予備能があります。卵子の老化という意味では、年齢が妊娠の限界に直結する一番の要因になることは言うまでもありませんが、もう一つ『卵巣予備能(卵巣の中に残っている卵子の目安)』が妊娠の限界の目安になります。卵子が非常に早く無くなる人と、ゆっくり無くなる人がいるからです。自分の卵巣にどれだけの卵子が残っているか女性は自分では気づくことができません。卵子が少なくなり、月経異常が現れるころには、ほとんど卵子が無くなった状態になりますので、妊娠を望む人は自分の卵巣予備能を知ることが必要です。
以前は、卵巣予備能を知ることは非常に難しく、知ることができませんでしたが、現在ではAMH(アンチミューラリアンホルモン)検査という血液検査である程度、知ることができます。様々なところで“生殖年齢”という言葉が使用されますが、実は生殖年齢は産婦人科の用語集にも定義されていません。卵子は誰もが年齢とともに老化していきますが、生殖年齢のもう一つの要因である卵巣予備能は年齢とは全く無関係です。生殖年齢は大きな誤解を生む言葉だと思います。自分の妊娠の限界を知るにはまず、AMH検査を受けて不妊治療を急がなければならないのか、ゆっくりと治療していて良いのかを調べる必要があります。既婚未婚に関わらず、また不妊治療を受けるか受けないかに関わらず、30歳になり子供を望むのであれば一度はAMH検査を受けるべきだと思います。

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