公益財団法人1more Baby応援団

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ワンモア・ベイビー・ラボ

秋山 開

公益財団法人1more Baby応援団
専務理事

二男の父。日本の少子化問題の解消に向け、子育て環境や働き方等についての調査、啓蒙活動を推進。執筆、セミナー等を積極的に行う。近著の『18時に帰る-世界一「子どもが幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方』(プレジデント社)は、第6回オフィス関連書籍審査で優秀賞に選ばれている。

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    本当は2人以上の子どもが欲しいにもかかわらず、その実現を躊躇する「二人目の壁」。1more Baby応援団が全国の子育て世代の約3000人に対して行った調査では、7割以上の方がこの「二人目の壁」を感じていると回答しています。

    この記事では、そんな「二人目の壁」を実際に感じている方、感じたことがある方に行ったインタビューの内容をご紹介します。もしかしたら、あなたの「二人目の壁」を乗り越えるためのヒントが見つかるかもしれません。

    今回は、3歳と2歳のお子さんがいる大崎太郎さん(33歳・仮)と葉菜子さん(40歳・仮)夫婦のお話です。ベンチャー企業で働く太郎さんと金融機関や外資系企業などの多彩なキャリアをもつ葉菜子さんは、いわゆる姉さん女房で、7歳の年の差があります。

    第一子はタイミング療法を試みた後、人工授精で妊娠・出産しました。妊娠までは約2年かかりました。第一子を出産して約5ヵ月後に自然妊娠し、第二子を出産しました。

    まだ診断が下されているわけではないようですが、第一子は発達障害にあてはまる特性があることから想像以上に子育てに手がかかっており、加えて第二子もイヤイヤ期真っ只中ということで、現在の葉菜子さんは専業主婦として多忙な毎日を送っています。一方の太郎さんも、家のことは葉菜子さんに任せっぱなしではなく、普段は在宅勤務で働きながら、子育てや料理を担う日々を送っています。

    実は、葉菜子さんには34歳のときに保存した凍結卵がありました。第二子出産後、第三子の妊娠・出産も視野に入れていましたが、「難しい」と判断し、破棄する選択を選んだといいます。そこには、どういった経緯や葛藤があったのでしょうか。詳しく聞いていきます。

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    本当は2人以上の子どもが欲しいにもかかわらず、その実現を躊躇する「二人目の壁」。1more Baby応援団が全国の子育て世代の約3000人に対して行った調査では、7割以上の方がこの「二人目の壁」を感じていると回答しています。

    この記事では、そんな「二人目の壁」を実際に感じている方、感じたことがある方に行ったインタビューの内容をご紹介します。もしかしたら、あなたの「二人目の壁」を乗り越えるためのヒントが見つかるかもしれません。

    今回は、2歳半のお子さんがいらっしゃる高橋さん夫婦(仮名)のお話です。結婚3年目に入る高橋さん夫婦は、夫である紘人さん(32歳・仮名)の仕事柄、数年おきに転居を強いられるいわゆる転勤族。助産師として専門スキルを持つ妻・友江さん(35歳/仮名)は、結婚するまでは仕事に没頭していたそうですが、現在は転居にともなって助産師としてのキャリアの中断を余儀なくされています。

    そんな友江さんは、「2人目が欲しい」という思いはあるものの、現在は躊躇している状態だそうです。その理由は、「妊娠や育児よりも大変な仕事はないんじゃないかって思うくらい大変だったから」と言います。

    「もちろん2人目を産んだ多くの方が通ってきた道で、私自身も助産師という仕事を通じて向き合ってきたことではあるのですが、どうしても踏み切れないんです」と語る友江さん。その背景にはどんな思いや状況があるのでしょうか。詳しく聞いていきます。

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    本当は2人以上の子どもが欲しいにもかかわらず、その実現を躊躇する「2人目の壁」。1more Baby応援団が全国の子育て世代の約3000人に対して行った調査では、7割以上の方がこの「2人目の壁」を感じていると回答しています。

    この記事では、そんな「2人目の壁」を実際に感じている方、感じたことがある方に行ったインタビューの内容をご紹介します。もしかしたら、あなたの「2人目の壁」を乗り越えるためのヒントが、見つかるかもしれません。

    今回は、5歳と1歳のお子さんがいらっしゃる穴水さん夫婦のお話です。夫・俊夫さん(35歳・仮名)と妻・栄美子さん(36歳/仮名)は、6年に及ぶ交際期間を経て、30歳という節目をきっかけに結婚。すると、ほどなくして第一子の妊娠・出産をしました。

    しかし、その後2人目の出産に至るまでに「3度の流産」を経験したそうです。「妊娠が発覚しても素直に喜べなかった」と、栄美子さんは当時を振り返ります。なぜ素直に喜べなかったのでしょうか。さらに出産を目前にして、直面したというさらなる2度の苦難とは? 正社員として勤める大企業のなかでスムーズな産休&職場復帰のために栄美子さんがしていることも含め、詳しく聞いていきます。

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    本当は2人以上の子どもが欲しいにもかかわらず、その実現を躊躇する「2人目の壁」。1more Baby応援団が全国の子育て世代の約3000人に対して行った調査では、7割以上の方がこの「2人目の壁」を感じていると回答しています。

    この記事では、そんな「2人目の壁」を実際に感じている方、感じたことがある方に行ったインタビューの内容をご紹介します。もしかしたら、あなたの「2人目の壁」を乗り越えるためのヒントが、見つかるかもしれません。

    今回インタビューに応じてくださったのは、切迫早産、1人目のマタニティブルー、産後うつ、セックスレスといった〝2人目の壁〟として立ちはだかることの多いハードルを乗り越えた幸村隆一さん、愛子さん(共に仮名)夫婦です。大学時代に出会い、約10年の交際期間を経て結婚に至った、今年で40歳のお2人は、現在小学3年生の男の子と保育園に通う3歳になる男の子の2人のお子さんとともに、東京にあるターミナル駅から約45分の街にあるお家に住んでいます。

    隆一さんと愛子さんが2人目の壁にぶつかった背景と、乗り越えるための工夫、そして乗り越えたからこそ感じる「強さ」とは何か……愛子さんへのインタビューから探っていきます。

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    本当は2人以上の子どもが欲しいにもかかわらずその実現を躊躇する「2人目の壁」。1more Baby応援団が全国の子育ての世代約3000人に対して行った調査では、7割以上の方がこの「2人目の壁」を感じていると回答しています。
    この記事では、そんな「2人目の壁」を実際に感じている方、感じたことがある方に行ったインタビューの内容をご紹介します。もしかしたら、あなたの「2人目の壁」を乗り越えるためのヒントが、見つかるかもしれません。

    今回は、夫婦ともに国家資格が必要な士業に就いている西田さん一家のお話です。大学時代に出会って付き合い始め、そのまま結婚に至った現在30歳になる結婚4年目のご家族です。一般的な価値観からいえば、〝勝ち組〟と思われるような華やかなキャリアを持っているお2人ですが、そこには夫婦が想像もしていなかった壁がありました。。

    その壁とはなにか。端的にいえば、出産・育児を担う女性(妻)側が、社会から断絶され、想像以上の孤独とストレスに苛まれるというもの。男性(夫)側には協力する気持ちこそあるものの、仕事柄なかなか家庭のことに時間を割くことができず、子育ての負担がどんどん妻のほうに溜まっていってしまいます。その結果、精神的にも体力的にも限界を感じ「自分のキャパシティとして子どもは1人で限界なのではないか」、「二度もこんな経験はしたくない」と、本当は望んでいたはずの第二子、第三子の出産を躊躇してしまう……。

    社会における女性の活躍が広がる中、こうした壁にあたる人は増えてきています。そこで本稿では、子育てをきっかけにそうした孤独やストレスを感じ、2人目を躊躇しているという西田ななみさん(仮名)に率直なお話を聞いていきます。

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    4人に1人ともいわれる帝王切開での出産。仮に第一子で帝王切開となった場合、一般的には様々なリスクを考慮し、第二子以降も帝王切開による出産が推奨されることが多いようです。それに加え、出産年齢の高齢化や医療技術の進歩など様々な要因から、帝王切開による出産の割合は増えているとされています。

    そうした状況の一方で、実際にどんな体験をしたのか、どんな思いを抱いていたのかについては、個人的な話であることからなかなか耳にする機会は少ないものです。

    そこで今回は、経膣分娩の予定だった第一子を急きょ帝王切開(緊急帝王切開)で出産し、第二子を神奈川県大和市にある愛育病院にて選択的(予定)帝王切開で出産された祥子さん(仮)のお話を紹介していきます。

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    日本の少子化対策は、1990年の「1.57ショック」*を契機とし、子どもを生み育てやすい環境づくりに向けての対策の検討を始め、これまで約30年近くにわたり取り組みが行われてきました。

    しかし、出生率が改善されることはなく、2021年は1.30と低迷しています。
    では、様々な子育て支援が行われてきた中、現在の子育て環境について、実際に子育てを行っている世代はどのように感じているのでしょう
    私たち公益財団法人1more Baby応援団が過去10年に渡って毎年4月に行っている「夫婦の出産意識調査2022」の結果をもとに、考えていきたいと思います。

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    日本の少子化対策は、1990年の「1.57ショック」*を契機とし、子どもを生み育てやすい環境づくりに向けての対策の検討を始め、これまで約30年近くにわたり取り組みが行われてきました。

    しかし、出生率が改善されることはなく、2021年は1.30と低迷しています。
    では、様々な子育て支援が行われてきた中、現在の子育て環境について、実際に子育てを行っている世代はどのように感じているのでしょう
    私たち公益財団法人1more Baby応援団が過去10年に渡って毎年4月に行っている「夫婦の出産意識調査2022」の結果をもとに、考えていきたいと思います。

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    日本の少子化対策は、1990年の「1.57ショック」*を契機とし、子どもを生み育てやすい環境づくりに向けての対策の検討を始め、これまで約30年近くにわたり取り組みが行われてきました。

    しかし、出生率が改善されることはなく、2021年は1.30と低迷しています。
    では、様々な子育て支援が行われてきた中、現在の子育て環境について、実際に子育てを行っている世代はどのように感じているのでしょう
    私たち公益財団法人1more Baby応援団が過去10年に渡って毎年4月に行っている「夫婦の出産意識調査2022」の結果をもとに、考えていきたいと思います。

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    2022年4月に改定された新たな診療報酬では、不妊治療が保険適用されることになりました。賛否両論もあるその具体的な内容については、こちらの齊藤英和氏の記事や厚生労働省のホームページを参照いただければと思います。いずれにしても言えるのは、これまで以上に不妊治療への注目度が高まることではないでしょうか。

    そこで今回は、第一子、第二子ともに不妊治療の末に妊娠・出産した溝端浩司さん・朱音さん夫婦(仮名)の経験談をご紹介していきます。第一子を体外受精で授かるまで5年以上の歳月がかかった溝端夫妻は、その約2年後に凍結保存していた受精卵で第二子の妊娠・出産をしています。

    前半では第一子における不妊治療のエピソードを中心に聞いていきました。後半となる本稿では、凍結保存していた受精卵を使った第二子における不妊治療のお話を中心に聞いていきます。

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    『世界一子どもが幸せな国』といわれるオランダ。
    これは、ユニセフの『Innocenti Report Card11』によるものです。
    私たちは2016年の秋に、その要因を探るために現地を訪れ、政府機関や企業、保育施設から小学校、一般家庭に至るまで訪問し、その柔軟な働き方や夫婦の関係性、子育てなどについてインタビューを行いました。
    そして、その結果を『18時に帰る』という一冊の本にまとめました。
    コロナ禍である現在、オランダの人たちはどのように日々を過ごしているのか。柔軟な働き方や子育ては、どのように活かされているのか。
    私たちはオンラインを使用し、インタビューを実施いたしました。

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    2022年4月に改定された新たな診療報酬では、不妊治療が保険適用されることになりました。賛否両論もあるその具体的な内容については、こちらの齊藤英和氏の記事厚生労働省のホームページを参照いただければと思います。いずれにしても言えるのは、これまで以上に不妊治療への注目度が高まることではないでしょうか。

    そこで今回は、第一子、第二子ともに不妊治療の末に妊娠・出産した溝端浩司さん・朱音さん夫婦(仮名)の経験談をご紹介していきます。第一子を体外受精で授かるまで5年以上の歳月がかかった溝端夫妻は、その約2年後に凍結保存していた受精卵で第二子の妊娠・出産をしています。

    そうした一連の出来事において、どのような経緯があったのか。そして夫婦でどんな話し合いを行い、決断をしていったのか。そのときどんな思いを持っていたのかなどについて聞いていきます。

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    『世界一子どもが幸せな国』といわれるオランダ。
    これは、ユニセフの『Innocenti Report Card11』によるものです。
    私たちは2016年の秋に、その要因を探るために現地を訪れ、政府機関や企業、保育施設から小学校、一般家庭に至るまで訪問し、その柔軟な働き方や夫婦の関係性、子育てなどについてインタビューを行いました。
    そして、その結果を『18時に帰る』という一冊の本にまとめました。
    コロナ禍である現在、オランダの人たちはどのように日々を過ごしているのか。柔軟な働き方や子育ては、どのように活かされているのか。
    私たちはオンラインを使用し、インタビューを実施いたしました。

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    『世界一子どもが幸せな国』といわれるオランダ。
    これは、ユニセフの『Innocenti Report Card11』によるものです。
    私たちは2016年の秋に、その要因を探るために現地を訪れ、政府機関や企業、保育施設から小学校、一般家庭に至るまで訪問し、その柔軟な働き方や夫婦の関係性、子育てなどについてインタビューを行いました。
    そして、その結果を『18時に帰る』という一冊の本にまとめました。

    コロナ禍である現在、オランダの人たちはどのように日々を過ごしているのか。柔軟な働き方や子育ては、どのように活かされているのか。
    私たちはオンラインを使用し、インタビューを実施いたしました。

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    『世界一子どもが幸せな国』といわれるオランダ。
    これは、ユニセフの『Innocenti Report Card11』によるものです。
    私たちは2016年の秋に、その要因を探るために現地を訪れ、政府機関や企業、保育施設から小学校、一般家庭に至るまで訪問し、その柔軟な働き方や夫婦の関係性、子育てなどについてインタビューを行いました。
    そして、その結果を『18時に帰る』という一冊の本にまとめました。

    コロナ禍である現在、オランダの人たちはどのように日々を過ごしているのか。柔軟な働き方や子育ては、どのように活かされているのか。
    私たちはオンラインを使用し、インタビューを実施いたしました。

    Vol.3とVol.4で紹介するのは、ヒッデさん(49歳)とシンディさん(45歳)夫婦です。7歳、6歳、4歳のお子さんをお持ちのお2人は、オランダの中規模都市の中心部にある住宅街に暮らしています。

    先にインタビューに答えてくれたのは、母親であるシンディさんです。シンディさんは障害を抱える人の就業支援を行うジョブコーチとして働いています。労働時間は週27時間。火曜、木曜、金曜にそれぞれ9時間ずつ働いています。つまり週3日勤務、週休4日の労働契約を結んでいることになります。

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    『世界一子どもが幸せな国』といわれるオランダ。
    これは、ユニセフの『Innocenti Report Card11』によるものです。
    私たちは2016年の秋に、その要因を探るために現地を訪れ、政府機関や企業、保育施設から小学校、一般家庭に至るまで訪問し、その柔軟な働き方や夫婦の関係性、子育てなどについてインタビューを行いました。
    そして、その結果を『18時に帰る』という一冊の本にまとめました。

    コロナ禍である現在、オランダの人たちはどのように日々を過ごしているのか。柔軟な働き方や子育ては、どのように活かされているのか。
    私たちはオンラインを使用し、インタビューを実施いたしました。

    Vol.1とVol.2で紹介しているのは、10歳、7歳、5歳のお子さんをお持ちのアルマンさん(43歳)とマライヤさん(44歳)夫婦。

    Vol.1のマライヤさんに続いて、ここではアルマンさんがインタビューに応じてくれました。父親であるアルマンさんは、オランダにある電力関連会社に勤める会社員。労働時間は週36時間で、月曜から木曜まで1日あたり9時間勤務の契約で働いています。

    ─子どもについて、どういう考えや未来像を持っていましたか。

    「子どもは欲しかったです。ただ、何人欲しいということは決まっていませんでした。自分自身は3人きょうだいなので、漠然ときょうだい同士で遊べるのはいいことだと思っていましたけれども。そのなかで1人目が生まれ、2人目が生まれ。実は、3人目は思いがけずの妊娠で少しびっくりしましたが、僕もマライヤも歓迎すべきことだという意見で一致しました。そのあと、3人で十分だねということを話し合いました」

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    誰しもが思い描く「理想の結婚像」。
    けれども現実はそうはいかない、というのが世の常です。そんな中、相手としっかり話し合い、そのイメージを擦り合わせ、お互いに一致していれば、もしかしたらその理想は現実となるかもしれない……そんな家族のお話です。

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    『世界一子どもが幸せな国』といわれるオランダ。
    これは、ユニセフの『Innocenti Report Card11』によるものです。
    私たちは2016年の秋に、その要因を探るために現地を訪れ、政府機関や企業、保育施設から小学校、一般家庭に至るまで訪問し、その柔軟な働き方や夫婦の関係性、子育てなどについてインタビューを行いました。
    そして、その結果を『18時に帰る』という一冊の本にまとめました。

    コロナ禍である現在、オランダの人たちはどのように日々を過ごしているのか。柔軟な働き方は子育ては、どのように活かされているのか。
    私たちはオンラインを使用し、インタビューを実施いたしました。

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    理想の人数だけ子どもを産み・育てられる社会の実現を目指して活動を行っている私たち1moreBaby応援団は、様々な調査や啓発活動に取り組んでいます。そのなかで2016年の秋に、ユニセフの『Innocenti Report Card11』において「世界一子どもが幸せであること」が示されたオランダを訪れました。働き方や生活スタイル、夫婦の関係性など、その調査から分かったことについて、私たちは『18時に帰る』という一冊の本にまとめました。
    その内容について、同書のまえがきから引用します。

    〈わかったことは、オランダの人たちの働き方・生き方、考え方には、「しなやかさ」があるということです。「しなやかさ」とは、人生のステージに応じた働き方や生き方を選択できる柔軟性や寛容性とも言い換えられます〉

    これはどういうことか、具体的にもう少し説明します。

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    「セメントベビー」とは、再婚夫婦の間に生まれた子どものこと。英語の「セメント」には「愛情を固める」という意味もあるのです。全婚礼件数の25% 以上を再婚夫婦が占め、今や珍しい存在ではなくなった「子連れ再婚家族=ステップファミリー」が見つけた幸せのカタチです。

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    いくら「子どもはこう育てたい!」という信念があっても、さまざまな事情から思い通りにいくとは限りません。金銭面で諦めざるを得ないこと、転勤によって想定していた場所から引っ越さなければいけないこともあります。それでも自分たちの思いを大切にして子育てをする家族のお話です。

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    「夫婦二人三脚」とはよく聞く言葉ですが、子育てに関しては2人の考えが食い違ってしまうのはよくあること。
    けれどもこの2人は子育ても協力し合う“ベストパートナー”のようです。同い年でなんでも相談し合える“親友のような”夫婦の子育てのお話です。

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    「恋愛と結婚は別物」とはよく言ったもの。「自分にないものを持っているひとに惹かれる」のが恋愛だとすれば、結婚は「『いいね!』と思えるものが同じひとを選ぶ」ことだとも言えるのではないでしょうか。
    同じ趣味を持っている人は価値観も似ている……? そんな家族のお話です。

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    共働き世帯では、家事にかけられる時間がどうしても限られてしまいます。けれども子どもが小さい頃は、つきっきりで面倒をみなければいけないときもあり、子育てや家事と仕事の両立にどうしても行き詰まってしまうことも。そんなときに大きな支えとなった人びとと「ちょっとした工夫」のお話。

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    みなさんが思い描く「家族のカタチ」とはどんなものでしょうか?
    きっとそれぞれが思い描く、まったく違った家族のカタチがあることだと思います。でも、いったいどれだけの人が思い描いた家族のカタチを叶えることができているでしょうか。とりわけ、「理想の子どもの人数」という観点で見ると、いっそうその疑問は膨らみます。

    胸の内で抱いていたはずの「家族のカタチ」や「理想の子どもの人数」を、やむを得ない理由から断念している人が少なくないようなのです。そこで私たちは、2人以上子どもを育てている家庭の特徴や出産・育児、生活の考え方をよく調べてみることにしました。

    このシリーズでは、私たちが調べたそれぞれの「家族のカタチ」について、シリーズでご紹介していきます。
    第6回目となる今回ご紹介するのは、『「早産+ 年子」でも 子育てを乗り切れた理由』について。

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    みなさんが思い描く「家族のカタチ」とはどんなものでしょうか?
    きっとそれぞれが思い描く、まったく違った家族のカタチがあることだと思います。
    でも、いったいどれだけの人が思い描いた家族のカタチを叶えることができているでしょうか。
    とりわけ、「理想の子どもの人数」という観点で見ると、いっそうその疑問は膨らみます。

    胸の内で抱いていたはずの「家族のカタチ」や「理想の子どもの人数」を、やむを得ない理由から断念している人が少なくないようなのです。
    そこで私たちは、2人以上子どもを育てている家庭の特徴や出産・育児、生活の考え方をよく調べてみることにしました。

    このシリーズでは、私たちが調べたそれぞれの「家族のカタチ」について、シリーズでご紹介していきます。
    第5回目となる今回ご紹介するのは、「「子育てしやすい環境づくりは仲間集めから」について。

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    今回ご紹介するのは、原田大輔さん(仮名・45歳)と知子さん(仮名・41歳)夫婦です。お二人が結婚したのは12年前の33歳、29歳のときでした。結婚1年目で第一子を授かりましたが、それから第二子妊娠の兆候が見られることなく約7年が経ちます。

    そして、38歳の夏。知子さんは意を決して、「2人目を諦める」と大輔さんに伝えました。すると、その翌月に妊娠が判明。「妊活をやめた途端にできるという話は聞いたことがあるけれど、まさか自分がそうなるとは……」と話す知子さんに、揺れ動いた気持ちの変化を聞きました。

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    今回ご紹介するのは、大森宏太さん(仮名・36歳)と真奈さん(仮名・35歳)夫婦です。生まれ育った家が徒歩圏内にあったという、幼馴染のお二人が結婚したのは社会人2年目をむかえた25歳、24歳のとき。結婚2年目で第一子を授かったものの、その後、宏太さんの海外留学や真奈さんの転職などのライフイベントが重なったことから、希望していた第二子のための妊活まで、5年の月日が流れていました。

    公私ともに妊活の準備が整い、第一子と同様にタイミングをはかりつつ妊活に臨んだものの、妊娠の兆候が見られなかったという真奈さん。
    そんな折、ふとしたきっかけで婦人科を受診。AMH検査を受けたところ、医師から衝撃のひと言が発せられ、本格的な妊活に挑むために、ある理由から転職を決意しました。今回は、そんな2人目の不妊治療を行っている大森さん夫婦のお話です。

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    今回は、キャリア志向はあるものの、仕事と子育ての両立についてあまり理解がなかった会社に勤めていた真弓さん(仮名)へのインタビュー記事です。
    そんな真弓さんが、「働くママのモデルになってくださいね」と上司から言われるようになった転機とは?

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    2018年度より、私たち公益財団法人1moreBaby応援団は、日本を子育てしやすい社会に変えることを目的とした助成事業を行っています。
    2019年度も、数多くのお申し込みがありました。外部審査委員会による厳正なる第一次審査、そして公開プレゼンテーションも行った第二次審査を経て、助成させていただく団体を決定いたしました。

    今回ご紹介するのは、そのなかの1つである情報サイト「多胎マム」です。
    2018年秋に立ち上げられた同サイトは、自身も三つ子の親である横田莉奈さんが編集長を務める“多胎児ママによる多胎児ママのための情報メディア”です。
    このたび、多胎ママの自己肯定感を高め、多胎育児環境を向上させることを目指した「プレ多胎ママ向けオンライン母親学級」を継続的に行っていきたいとの思いから、本助成事業に応募してくださいました。

    今回は、「多胎マム」を運営する横田さんと、同サイトの監修を務める小児科専門医の藤田真弥さんのお二人にお話を聞いていきます。

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    2018年度より、私たち公益財団法人1moreBaby応援団は、日本を子育てしやすい社会に変えることを目的とした助成事業を行っています。
    2019年度も、数多くのお申し込みがありました。外部審査委員会による厳正なる第一次審査、そして公開プレゼンテーションも行った第二次審査を経て、助成させていただく団体を決定いたしました。

    今回ご紹介するのは、そのなかの1つである情報サイト「多胎マム」です。
    2018年秋に立ち上げられた同サイトは、自身も三つ子の親である横田莉奈さんが編集長を務める“多胎児ママによる多胎児ママのための情報メディア”です。
    このたび、多胎ママの自己肯定感を高め、多胎育児環境を向上させることを目指した「プレ多胎ママ向けオンライン母親学級」を継続的に行っていきたいとの思いから、本助成事業に応募してくださいました。

    今回は、「多胎マム」を運営する横田さんと、同サイトの監修を務める小児科専門医の藤田真弥さんのお二人にお話を聞いていきます。

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    通勤時間や勤務時間を考えると、子どもと一緒に過ごせる時間は、そう長くはないのかもしれません。会社勤めを続ける限りは、なかなか生活を変えることは難しいのが日本の現状ともいえるでしょう。そんな中、起業や独立することで、働き方を変えたある夫婦がいました。

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    みなさんが思い描く「家族のカタチ」とはどんなものでしょうか?

    きっとそれぞれが思い描く、まったく違った家族のカタチがあることだと思います。
    でも、いったいどれだけの人が思い描いた家族のカタチを叶えることができているでしょうか。
    とりわけ、「理想の子どもの人数」という観点で見ると、いっそうその疑問は膨らみます。

    胸の内で抱いていたはずの「家族のカタチ」や「理想の子どもの人数」を、やむを得ない理由から断念している人が少なくないようなのです。
    そこで私たちは、2人以上子どもを育てている家庭の特徴や出産・育児、生活の考え方をよく調べてみることにしました。

    このシリーズでは、私たちが調べたそれぞれの「家族のカタチ」について、シリーズでご紹介していきます。
    第2回目となる今回ご紹介するのは、「「やる気ゼロ」の年下夫をイクメンにするために……」について。

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    みなさんが思い描く「家族のカタチ」とはどんなものでしょうか?
    きっとそれぞれが思い描く、まったく違った家族のカタチがあることだと思います。
    でも、いったいどれだけの人が思い描いた家族のカタチを叶えることができているでしょうか。
    とりわけ、「理想の子どもの人数」という観点で見ると、いっそうその疑問は膨らみます。

    胸の内で抱いていたはずの「家族のカタチ」や「理想の子どもの人数」を、やむを得ない理由から断念している人が少なくないようなのです。
    そこで私たちは、2人以上子どもを育てている家庭の特徴や出産・育児、生活の考え方をよく調べてみることにしました。

    これから、私たちが調べたそれぞれの「家族のカタチ」について、シリーズでご紹介していきます。
    第1回目となる今回ご紹介するのは、「行動派ママを支えるやさしさいっぱいの長男」について。

    すべての夫婦が望んだタイミングで子どもを授かるとは限らない……というのは、まぎれもない現実です。もしかすると、赤ちゃんは家族の思いにかかわらず、気まぐれに生まれるものなのかもしれません。不妊治療を経験した夫婦に生まれた待望の子どもと、その周辺のお話です。

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    2018年度より、私たち公益財団法人1moreBaby応援団は、日本を子育てしやすい社会に変えることを目的とした助成事業を行っています。2019年度も、数多くのお申し込みがありました。外部審査委員会による厳正なる第一次審査、そして公開プレゼンテーションも行った第二次審査を経て、助成させていただく団体を決定いたしました。

    今回ご紹介するのは、そのなかの1つである「NPO法人高槻子育て支援ネットワーク ティピー」です。名前のとおり、大阪府高槻市で子育て支援事業を行うティピーは、「民間団体における切れ目ない子育て支援モデル事業」を推進するため、本事業に応募してくださいました。どんな思いをもって活動を始め、どういった活動をしてきたのか、さらに今後の取り組みについて、発起人であり代表も務める石井さんにお話をうかがいました。

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    今回ご紹介するのは、上田真之介さん(仮名・36歳)と上田麻実さん(仮名・32歳)夫婦です。3年前に授かり婚をした上田さん夫婦は、およそ1年前から“二人目”を考えました。妊活を始めて早々に不妊治療を始めた麻実さん。半年ほどタイミング法を試みた後に、現在は人工授精を試みているのだとか。麻実さんが不妊治療に臨むことにしたきっかけは何だったのでしょうか。

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    今回ご紹介するのは、44歳の石川淳二さん(仮名)と41歳の紗代子さん(仮名)夫婦です。
    淳二さんが36歳、紗代子さんが33歳のときに結婚したお二人でしたが、生きがいにもなっている仕事を優先させるため、「子どもは要らない」と考えていました。

    しかし、あるきっかけで「子どもを産んでみよう」と決め、紗代子さんは37歳で妊娠・出産しました。それから約2年を経て、「2人目をどうしようか」と相談したお二人。出した結論は、「諦めよう」というものでした。「もし自分が生まれ変わったら・・・」インタビューの最後に、紗代子さんが今の思いを語ってくれました。

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    今回ご紹介するのは、これから二人目の不妊治療のことを考え始めた38歳の中村あずささん(仮名)と34歳の隆晴さん(仮名)夫婦です。
    5年以上に及ぶ不妊治療を経てようやく授かった一人目は、17週のときに切迫流産となり入院。それから30週にわたる入院生活を経て出産に至りました。
    そうした苦労を経験したお二人は、二人目の不妊治療に対してどんな思いを持っているのでしょうか。

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    今回ご紹介するのは、現在、6歳の子を抱える34歳の横井ゆかさん(仮名)と47歳の健史さん(仮名)夫婦です。子どもが大きくなり、少しずつ自分の時間が持てるようになったゆかさんは、空いた時間を活用してネイリストとして活動しています。一方の健史さんは、ホテルにあるレストランのシェフとして働いています。お二人の結婚に至る経緯から不妊治療に至るまで、じっくりとお話を聞きしました。

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    今回ご紹介するのは、現在39歳で公務員の立石かおりさん(仮名)と、教育機関で働く1歳年下の健一さん(仮名)です。お二人には、4年以上の不妊治療の末、体外受精で生まれた現在1歳となるお子様がおり、かおりさんは育児休暇を取得中です。「胚盤胞が2つ残っているので、二人目の不妊治療にチャレンジしてみようと思っています」という言葉どおり、40歳を目前にして再度体外受精に臨もうとしているお二人に、お話を聞きました。

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    2015年の設立以来、私たち1moreBaby応援団が目標に掲げているのは、「理想の人数だけ子どもを産める社会」の実現です。その目標を達成するために、我々は「二人目の壁」を取り上げ、同課題を解消するための調査・情報発信を行ってきました。そうした中、本ブログで2019年6月に書いた記事「二人目不妊〜不妊で悩んだことがある人1000名に聞いてわかった現実〜」にもあるように、「二人目不妊」という新たな課題も浮かび上がってきました。

    不妊治療は、各家族・各個人によって事情がまったく異なり、その治療の結果を左右する要因についても完全なる解明はできません。ですから、記事として取り上げるのは非常に難しいテーマだといえます。

    しかし、不妊治療に関連する情報や体験記を求める声は少なくありません。その要因の一つは、不妊治療をする人が増加していることでしょう。たとえば体外受精に関して言えば10年ほど前は生まれてくる赤ちゃんの50人に1人程度の割合でしたが、現在では17人に1人の割合だと言われるほどです。

    そうした中、まだまだクローズアップされるケースが少ないのが「二人目不妊」であり、二人目に関する不妊治療です。そこで今回、私たちは「NPO法人umi」の協力を得て、これまで語られることがほとんどなかった「二人目不妊」について、実際にご経験された方へのインタビューを行うことにしました。

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    私たち公益財団法人1moreBaby応援団は、「日本をもっともっと子育てしやすい社会に変えていく」ことを目的とした助成事業を行っています。船出の年となった2018年度の本事業は、とても光栄なことに、たくさんの団体の皆さんにご応募していただきました。そして、厳正なる第一次審査、第二次審査を経て、私たちは5つの団体に対する助成を決めました。

    今回ご紹介するのは、山梨県富士河口湖町の団体「富士山アウトドアミュージアム」です。インタビューの応じてくださったのは、夫婦で同団体の運営をしている舟津宏昭さんと章子さんです。

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    私たち公益財団法人1moreBaby応援団は、「日本をもっともっと子育てしやすい社会に変えていく」ことを目的とした助成事業を行っています。船出の年となった2018年度の本事業は、とても光栄なことに、たくさんの団体の皆さんにご応募していただきました。そして、厳正なる第一次審査、第二次審査を経て、私たちは5つの団体に対する助成を決めました。

    今回ご紹介するのは、5人の主夫によって2014年に結成された「秘密結社主夫の友」です。インタビューに応じていただいたのは、総務を担当する佐久間修一さんと広報を担当している杉山錠士さんのお2人です。団体設立の経緯や活動内容について、詳しくお聞きしました。

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    二人目の壁──「ワンモア・ベイビー・ラボ」や2013年から毎年実施してきた「夫婦の出産意識調査」で取り上げてきたこの社会課題は、希望する人数だけ子どもを産めないというものです。その要因は、経済的な理由やワンオペ育児によるストレス、仕事と子育ての両立問題などさまざまです。

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    私たち公益財団法人1moreBaby応援団は、「日本をもっともっと子育てしやすい社会に変えていく」ことを目的とした助成事業を行っています。船出の年となった2018年度の本事業は、とても光栄なことに、たくさんの団体の皆さんにご応募していただきました。そして、厳正なる第一次審査、第二次審査を経て、私たちは5つの団体に対する助成を決めました。

    今回は、先天性トキソプラズマ症と先天性サイトメガロウイルス感染症の合同患者会である『トーチの会』をご紹介します。インタビューに応じてくださったのは、「トーチの会」の発起人であり、代表の渡邊智美さん。患者会の設立目的や活動内容はもちろんのこと、あまり知られていないトーチ症候群についてもお聞きしました。

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    私たち公益財団法人1moreBaby応援団は、「日本をもっともっと子育てしやすい社会に変えていく」ことを目的とした助成事業を行っています。船出の年となった2018年度の本事業は、とても光栄なことに、たくさんの団体の皆さんにご応募していただきました。そして、厳正なる第一次審査、第二次審査を経て、私たちは5つの団体に対する助成を決めました。

    今回は、その中のひとつ、大阪枚方市を拠点に活動する「つなぐ」という団体についてご紹介します。インタビューに応じてくださったのは、同団体の代表の久保さおりさんです。「孤独な子育てをなくそう!」というミッションのもと2018年4月に設立された「つなぐ」は、どういった活動を行っており、そこにはどんな思いがあるのでしょうか。1moreBaby応援団の秋山開専務理事が聞いていきます。

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    「子どもを勝手に遊ばせておくだけだったら、そこまで大変じゃないんです。たとえば好きなテレビ番組とかを見せるとか。でも、家の遊びでもお稽古ごとでも、きちんとしようと思うとすごく大変で、スケジュール管理だけでもひいひい言っています」と、笑いながら話すのは東尾理子さん。

    「でも、理子は本当にそういうところはすごく優秀で、感心しっぱなしです。『明日はいないけど、明後日は家にいるのね。じゃあ子どもたちの送り迎えをよろしく』みたいな感じで俺のスケジュールも含めて決めていくのがすごく上手なんです」と、はにかみながら語るのは石田純一さん。

    みなさんご存じのように、理子さん、純一さん夫妻には、5歳の長男、3歳の長女、0歳の次女(2018年9月現在)の3人のお子さんがいます。前編でも書いたとおり、理子さんは2年間の妊活を経て、3人の子宝に恵まれたのです。

    とはいえ、タレントという仕事柄、不規則な日々を過ごす純一さんと理子さん夫婦。基本的には理子さんが家にいて、「子どもたちの面倒を見ている」そうですが、お二人はいったいどのようにして“5人の時間”をマネジメントしているのでしょうか。そして、忙しい日々の中でも夫婦円満を保つ秘訣とは? 理子さん、純一さんお二人にお聞きしました。

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    私たち公益財団法人1moreBaby応援団では、「日本をもっともっと子育てしやすい社会に変えていく」ことを目的とした助成事業を行っています。船出の年となった2018年度の本事業ですが、とても光栄なことに、たくさんの団体の皆さんにご応募していただきました。そして、厳正なる第一次審査、第二次審査を経て、私たちは5つの団体に対する助成を決めました。

    今回は、そうした団体の1つである、VIVAMAMAさん(静岡県駿東郡清水町)についてご紹介していきます。インタビューに応じてくださったのは、同団体の代表であり、ごろんアートの主宰者である山本朋美さん、発起人でママヨガの指導にあたる小笠原香奈さん、託児スタッフや会計係を務める赤崎絵里香さん、そして託児スタッフやイベント時にはキットパス指導にもあたる柏木藍さんの4人です。

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    「病院には最初から2人で行きました。それから2年間近く、妊娠するために通院したのですが、極力主人の予定が空いている日を選びました」

    妊活について解説した動画「きくねるねるきく」の撮影の合間にインタビューに応じてくださったのは、生まれたばかりの3人目のお子さんを抱えた東尾理子さんと石田純一さん夫婦です。お二人が結婚したのは2009年末のこと。その後、2012年11月に長男が、2015年8月に第二子となる長女が、2018年4月に第三子となる次女が生まれ、3人の子宝に恵まれました。

    しかしながら、その道程は平坦ではありませんでした。著書『「不妊」じゃなくて、TGP 私の妊活日記』でも描かれているように、自身が妊娠しづらい体であることがわかった理子さんは、冒頭で書いた言葉の通り、妊娠するために病院へ通うことに。理子さんは続けます。

    「マスクもメガネも帽子もせずに普通に通っていたので、主人の姿を見て病室がザワザワすることもありました(笑)。それでも主人は嫌な顔一つせず、ごく自然に付き添ってくれていました」

    いったいどうして純一さんは理子さんの病院通いに付き添われたのでしょうか。今回の前編は、その理由やお二人の妊活、性教育への考え方について中心にお聞きし、後編(次回)は「5人となった今の家庭生活」や「夫婦円満の秘訣」などについてお聞きしました。

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    「理想の人数だけ子どもを産み、育てられる社会」の実現に向けて活動する私たち1moreBaby応援団では、“2人目の壁”を乗り越えるヒントを探るためユニセフの調査によって「世界一子どもが幸せな国」とされたオランダで現地調査を行い、その結果を『18時に帰る』という1冊の本にまとめました。

    しかし、紙面の都合上、本では紹介しきれなかったことがありました。そこで本連載では、オランダの企業へのインタビューを通じて、オランダの方々の働き方をみていきたいと思います。

    第1回はオランダのフラッグキャリア・KLMのHRディレクターのお話を、第2回はオランダ最大の都市に本拠地をかまえる大手投資銀行のABN AMROでHRスペシャリストとして働くモニケさんとリディアさんのお話を紹介しました。

    第3回となる今回は、オランダの国鉄的存在であるProRail(プロレイル)のHRで働くエリックさん、ヘンクさん、ダニエラさんの3人にお話をご紹介していきたいと思います。

    公益財団法人1moreBaby応援団専務理事・秋山開(以下、秋山)「本日はお時間をいただきまして、ありがとうございます。まずはみなさんの仕事内容について教えていただけますか?」

    エリックさん「HRのなかのアドバイザーとして働いています。どうやって健康で楽しい仕事をしていけるのかについて、現状だけではなく、将来のことも考える部署にいます」

    ヘンクさん「僕はHRのディレクターをしています。ProRailは4000人の社員がいます。どうしたらみんなが心配せずに働いていけるのか、正しいタイミングで、正しい場所で働けるようにすることに力を注いでいます。特に、いかに女性が家と会社のバランスをうまく取れるようにするかの対策を考えています。オランダという国全体で、もしそれができなければ、労働人口の半分を失うことになりますので」

    ダニエラさん「ProRailのHRでコンサルティングをしています。リクルーターとして採用を担当することに加えて、フレキシブルな働き方、つまりフルタイムかパートタイムかだけではなく、どこで働くのかなども含めた人事の仕事もしています」

    (*以下、3人の発言は統一してProRailと表記します)

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    前編では、主に「家族への思い」ついて聞いた薬丸裕英さんへのインタビュー。後編である今回は、実際の家族生活や教育のこと、子育てへの考え方についてお聞きしていきます。

    5人のお子さんを持つ薬丸裕英さんと妻である秀美さんが、最初に子どもを授かったのは共に24歳のとき。2015年の第一子出生時の平均年齢は、男性が32.7歳、女性が30.7歳で、薬丸夫婦が結婚した1990年当時も男性が29.9歳、女性が27.0歳でしたので、いずれにしても平均年齢よりも若くして子どもを持ったことになります。

    このことについて、薬丸さんにお聞きするとこのような答えが返ってきました。

    「僕は、あまり年齢は関係ないと思っているんです。もちろん法に触れない範囲ですが、若かろうが、歳を重ねてからの夫婦だろうが、その夫婦のモチベーションとか、取り組み方とかのほうが大切なのではないでしょうか。自分たちもそうでしたけど、若い人は若いなりに考えて子育てをしています。それを見ている年配の方は、『ちょっとそれで大丈夫!?』なんて思うこともあるかもしれませんが、それは重要なことではなくて。その家族なりの考え方は尊重されるべきです」

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    「僕はもう本当に、不安というのはまったくなくて、とにかく喜びしかなかったんです」

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    照英さんといえば、テレビ番組の中で感動し、男泣きする姿が印象的です。その姿から、“情に厚い”というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。そんな照英さんにとって、3人の子どもと妻・和加子さんとの家族時間はかけがえのないものです。照英さんは次のように言います。

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    学生時代には陸上選手として全国大会で活躍し、モデルを経て子どもたちに大人気の「スーパー戦隊シリーズ」で俳優デビューを果たし、その後もさまざまな映画やドラマ、バラエティ番組で活躍する中、男泣きする姿でお茶の間を賑わせてくれている照英さん。

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    はなわさんといえば、人気番組「有吉ゼミ」(日本テレビ系)で、柔道に励む息子を応援する父という姿が目に浮かぶ人も多いと思います。

    はなわさん自身も、「今のはなわ家の中心には柔道がある」と言い切ります。でも、いったいなぜ「柔道」だったのでしょうか。そしてはなわさんの考える教育方針とは?

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    2017年、歌舞伎俳優・市川海老蔵さんやサッカー選手の大久保嘉人さんとともに、ベスト・ファーザー賞に選ばれた1人のお笑いタレントさんがいました。それは、佐賀県ネタでもお馴染みのはなわさんです。

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    昨秋、私たちは、オランダが「世界一子どもが幸せ」と呼ばれる理由を探りに、オランダへ訪問しました。その際、当時VVVフェンロというプロサッカーチームでコーチを務める藤田俊哉さん(現在はイングランドのプロサッカーチーム・リーズ)にもお話をお聞きしました。

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    昨秋、オランダに住む人々の働き方や生き方、そしてその考え方や価値観について調査するため、彼の地へと訪問しました。

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    いきなりですが、「世界一子どもが幸せ」の理由を探りにオランダを訪問したとき、驚かされたお話がありました。

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    「君たちはオランダの子どもたちが幸せな理由を知りたいんでしょう? とてもシンプルなことさ。これだよ、これ。オランダの子どもたちは、これを朝食でかけ放題なのさ!」

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    ユニセフによって「世界一子どもが幸せ」とされているオランダ。

    そのオランダには、「パパダフ」という言葉があります。英語で言えば「パパデイ」、つまり「パパの日」ですね。

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    このたび、1moreBaby応援団では、ユニセフによって「世界一子どもが幸せ」と称されているオランダが約30年間かけて行ってきた「働き方改革」について、現地調査の結果をまとめた本『18時に帰る~「世界一子どもが幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方~』を出版いたしました。